宮田事務所

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真夜中の小麦粉

愛知の小麦粉「きぬあかり」、すごく好きなんです。その名の通り、絹のようなシルキーな粒感触で、うどんなどの麺類を作るのにはぴったりだそうな。さすがきしめん味噌煮込みうどんの国。

 

私の場合、小麦粉はお菓子作りで活躍してます。焼き菓子、ケーキ、気分によってはクラフティやプリンなどにも使います。それまではフラワーを使っていましたが、愛知に移り住んで「きぬあかり」に出会い、おぉ!と思ったのを覚えています。

 

ここからはあくまで主観ですが……

 

「フラワー」は標準というか、どの料理にもお菓子にもアッサリ、さっくり、そしてふわふわとさせたい物に使える万能小麦粉。日本全国どこでも手に入れられます。そして安価。

 

対する「きぬあかり」は、愛知県の小麦粉。生産の目的としては、やはり、うどんや麺類などへの活用だったようです。他の小麦に比べて、強く、育てやすいとのこと(県のHP調べ)。 生産→流通の期間は平成26年あたりなので、本当にごく最近流通し始めたという感じのようです。全国展開してるのかな?近所のスーパーで購入してますが、フラワーに比べると、ちょっと割高。

 

それでも買うのには理由があります。

美味いんですよ。いや、正直、小麦粉の味なんてものは分かりません。小麦の味が と表現したいですけど、嘘はつけない。でも、私のお菓子作りにはこれだな っていう実感が強くありました。

 

焼き菓子やケーキにすると、さっくり、そしてほっくり。水分が多いものは、むっちりする。歯ざわりや食感が、明確な印象でした。油との相性はイマイチな気もします。あっさり目に仕上げたいものに合うような。

 

それから風味。なんと言えばいいか難しいところですが、味をしっかり閉じ込めてくれるというか。温かみのある味になるというか。それをもしかしたら小麦の香りというのかもしれませんが、フラワーに比べると、味わいを感じられる気がするんですよね。つ、伝わるかしらー('A`)

 

上記でも言いましたが、あくまでこれ、私の主観です。何となくですけど、フラワーの小麦粉の粒に比べて、きぬあかりは、一粒が少し大きいんじゃないかなと思いまして。しかし大きさの割には、細かいというか滑らかというか。その辺りの比率や粒の形状、表面の滑らかさが特徴なのか?と思ったり。吸水率なども高いような気がするんですよね。だから、さっくり、ほっくり、むっちり感が出るんじゃないのかなー的な。

 

ね??それっぽく聞こえてきましたね?

 

しかしこんなのはあくまで仮説。ここら辺を詳しく知りたくて、きぬあかりに関するサイトを一巡したんですけど、

 

 

無いね('A`)

 

 

 

そりゃそうですよね。情報ありませんでした。

しかし、それにしたって、ザックリとした情報しかなくて、かなりがっかりしたんですよね……。品種的にどんな特徴があるのか、もう少し詳しく教えてほしいのですよ。。化学的に、どうなってんのそこらへんの特徴。数字でくれと、思ったんです。きぬあかラーとしては。

 

北海道の小麦粉も好きで、昔はよく「ドルチェ」を使ってました。色が白くて、粒が細かくて繊細だったと思います。もっちりふっくらするのが特徴というか。上品で繊細なパンとか、お菓子に向いてる気がしました。とにかくサラサラ。まぁだから、ドルチェって名前なのでしょうけど。バターとの相性が最も良い気がしましたね。

 

いやね。でも別にそんな、気にしないんですよ。お菓子作るったって、自分で食べるだけだし、バターがどことか、ベーキングパウダーがアルミフリーであろうとなかろうと。細かいことは、ぶっちゃけよう分からんのです。

 

 

が。

 

舌触りとか、匂いとか、食の雰囲気ってのは、関わり続けていると、なんとなく嗅ぎとれるもので。それが明確に言葉にできなくても、あれ?って違和感は分かるのです。それを大事にしたい。なんか違う?とか、これだ!!っていう動物的嗅覚。

 

そういうのを大事にすることが、食や食材へのリスペクトに繋がっていく気がしてですね。このベーキングパウダーはこっちに使ってみたいとか、ベーパウと重曹の割合はこれでとか、この生クリームはこういうのに向いてるとか、バターじゃなくて他の油をとか。自分の中で仮説を立てて、答え合わせをしていくこの過程が大好きなんです。

 

好きなものに、もっと詳しくなって、そのミステリアスな謎を紐解いて、そういうことだったのかと納得したいっていう気持ち。ただただ自己満足なんですけど。私の中の松本清張的な、青山剛昌的な……それが今、私にとっては、きぬあかりなのです……  

 

もう少し詳しく調べてみよう。答え合わせをしてみたい。自分の嗅覚合ってたかな?という答え合わせですね。(΄◉◞౪◟◉`)うんうん

 

 

さて、ここまで読んでくださった稀有な方よ。ありがとうございます(感涙)。